人間のあるべき姿の探索

思索・人形・エンジニアリング

一人アドベントカレンダーをやりました

表題の件です。

godiva-frappuccino.hatenablog.com

一人アドベントカレンダーを走った背景

 Project Beyond Eveと称して、ここ一年人形を作っていたのですが、期限を決めておらず中々作業も難航していた為、期限を決めてMVP(Mean Viable Product)を実現することにしました。丁度11月頃に、12月で約一年になるので、ここを期限としよう!と師走を爆走する決断をしました。

 しかし、期限を決めたは良いものの何か制約があるわけでもありませんし、一人で黙々とやっているので誰かに宣言をしたところで途中で断念することに対するプレッシャーがかけられません。考えました。丁度、今やっている作業をどこかにまとめたいと思っていたのですが、何分書くべきことが多く、困っていました。そこで、25日分に内容を分けて、最後の日をデモ公開にすればよいと気づきました。そして地獄へ。

 途中でインフルにかかったり、大変でしたが、何とかなりました。

完走した感想

 とてもつらく厳しい一か月でした。幸い業務に余裕があったので8時間労働の後に寝る支度をしてそのまま4時間粘土作業みたいな日も作れました。アドベントカレンダーの執筆は一記事800~3000文字程度で平均1600文字程度、時間としては30~70分程度だったので、かなり大変でした。インフルの影響もあり、何だかんだ12月はタスクの切り分けに集中して実タスクは造形作業を中心に、ソフトウェア開発等の来年に持ち越しそうなものはやらずに一旦終結させる為の作業をしていました。うまく切り分けて、今後の作業を切り出していくというプロセスを踏めたのはプロジェクト管理として良い経験だと感じます。やってよかったと思います。

 デモの公開はできたものの、来年もまだまだやることがあります。展示ができたら良いな~と思っているので、安定してより綺麗に動くように改善していきます。2日間動き続けてくれると嬉しいですね。

 お疲れさまでした。

記事一覧

AdventarというWebサービスアドベントカレンダーを実施したのですが、サービス継続の観点から長期保存する為、そしてはてブ内で直にリンクする為にここにも記事を貼っておきます。Adventerは以下です。

adventar.org

記事を一日目から貼っていきます。

一日目:Project Beyond Eve : 人形になる - 人間のあるべき姿の探索

二日目:アンドロイドの構成要素を考える - 人間のあるべき姿の探索

三日目:球体関節をモータで動かす:人形の関節を考える - 人間のあるべき姿の探索

四日目:球体関節をモータで動かす:外骨格にモータを仕込む - 人間のあるべき姿の探索

五日目:型取りの為の人形の3Dモデリング:胴体編 - 人間のあるべき姿の探索

六日目:型取りの為の人形の3Dモデリング:頭部編 - 人間のあるべき姿の探索

七日目:3Dモデルを人形の型取りに使用する - 人間のあるべき姿の探索

八日目:人形の外骨格と機構を繋ぐインターフェースの概念 - 人間のあるべき姿の探索

九日目:人形の部品同士をつなぐためのインターフェース - 人間のあるべき姿の探索

十日目:大きい人形を作る - 人間のあるべき姿の探索

十一日目:人形になる為のソフトウェア構成を考える - 人間のあるべき姿の探索

十二日目:人形になる為のシステム:HMD側アプリケーション - 人間のあるべき姿の探索

十三日目:人形になる為のシステムを作る:人形側アプリケーション - 人間のあるべき姿の探索

十四日目:人形のシステムの自動テストと手動テスト - 人間のあるべき姿の探索

十五日目:人形に機構を仕込むためのハード選定 - 人間のあるべき姿の探索

十六日目:人形を動かす為の部品調達と予算の話 - 人間のあるべき姿の探索

十七日目:人形の視界の為の映像リアルタイム転送 - 人間のあるべき姿の探索

十八日目:首機構ができるまでの話 - 人間のあるべき姿の探索

十九日目:ロボットの部品を3Dプリントする - 人間のあるべき姿の探索

二十日目:人形を作る為のプロジェクト管理 - 人間のあるべき姿の探索

二十一日目:機構設計のサイズ感の話 - 人間のあるべき姿の探索

二十二日目:人形の眼球にカメラを仕込む - 人間のあるべき姿の探索

二十三日目:人形に5自由度の機構を仕込もうとしていた時の話 - 人間のあるべき姿の探索

二十四日目:人形なる為の軌跡 - 人間のあるべき姿の探索

二十五日目:人形になった - 人間のあるべき姿の探索